瞬く間に2022年が終わろうとしている。
街のショーウィンドウはクリスマスモードで、札幌駅から大通り駅までの6か所にイルミネーションが点灯し始めて、華やかさを増している。また、3年ぶりにミュンヘン・クリスマス市が開催され、クリスマスオーナメントをモチーフにした雑貨・キャンドル・スイーツや、ナッツ・ワインなどの食べ物が軒先に並ぶ。空が暗くなるにつれ、ショップライトが会場を照らし出すと、冷え込んだ寒さと情勢の暗さを忘れさせてくれるような雰囲気に一変する。勿論、普段通り過ごす人は多く、仏教や無宗教の人間には関係ない、という考えは昔からあるようだけれど、日本は独自の文化としてのクリスマスがあって、私は今でもサンタが好きだし、子どもの頃から特別で身近な存在なのだ。1年のうち最も美しい札幌の街並を歩きながら、サンタやクリスマスとは自分にとって何なのか、ちょっと気取って思いを重ねてみたっていいじゃないか。
写真については、今年、ミラーレスカメラを買って10年目を迎え、オールドレンズを使い始めた。癖があって難しいから避けていたものの、今ならできるかも・・・という、幸せになれる予感を少しばかり抱いている。柔らかさとナチュラルさ、味のある風合いと個性、クラシカルな色味のスナップ写真を増やしていけたらと思う。
今年も当ブログを覗きにきてくれた方、Instagramで写真を見て、メッセージを送ってくださった方、実際にお会いした方々、どうもありがとうございました。
1年間お疲れさまでした。良い年をお迎えください。
